マイクロソフトが開発中の「WindowsBlue」を「Windows8.1」として無料提供!
Windows8 の後継と噂されていた WindowsBlue を Windows8.1 として無料提供する事になったそうです。
Windows Blueは、Windows 8.1として2013年後半に無償提供
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130515_599389.html
米Microsoftは14日(現地時間)、これまで「Windows Blue」のコードネームで呼ばれてきた次期Windowsについて、「Windows 8.1」としてWindows 8に対する無償アップデートとして提供することを明らかにした。
Windows8 はタブレットを意識するあまり、従来のマウスでの使い勝手をないがしろにしてきたと思います。
具体的には、
・起動時にデスクトップが表示されずにスタート画面を表示すること。
・スタート画面で使える WindowsアプリがMicrosoftアカウントがないと役に立たないこと。
・デスクトップ画面からスタートボタンを無くし、画面の四隅などの今までの常識を覆したUIを採用したこと。
・電源を切るだけでも「チャーム→設定→電源→シャットダウン」と余計な手間がかかること。
・WindowsUPDATE がシャットダウンで完結せず、再起動が必要なこと。
など、枚挙にいとまがありません。
Microsoftアカウントについては会社の戦略なので仕方がないとは思いますが、それでも
愚挙だったと思っています。
今回のサービスパックならぬ Windows8.1 でどこまで ”直る” かは分かりませんが、
さて WindowsBlue 改め Windows8.1 ですが、要は従来のサービスパックと同等の扱いになります。
ただし、注意点が1つ。
今までサービスパックなどの修正ソフトは WindowsUPDATE で提供されていたので、Windowsの設定や状態によって自動で提供されましたが、今回は Windowsストアからの提供になるとの事です。
それはどういう事かというと、Windows8 の修正&機能拡張を手に入れるためにMicrosoftアカウントに登録しなければならないということになります。
さらにユーザーと Microsoftアカウントを関連づけしないと入手できないかもしれません。
私が見た限り、Windows8 を買ってきて初期設定する際に Microsoftアカウントに登録した人はごく少数だった訳ですが、バージョンアップするために Microsoftアカウントに登録をしなければならない仕組みになります。
これにより Microsoft は Microsoftアカウントのユーザを増やし、あわよくば Windowsアプリのユーザーを増やしたいのでしょう。
これが戦略だと言われれば仕方がないと思うのですが、
DVD による提供など、
ネットに繋いでいないパソコンにも
導入できるようにして欲しいと思います。
今後の情報に注目していきたいと思います。